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成人女子用衣料サイズJISの改正について

-日本人の体型変化に合わせ体型区分、S・L・Mのサイズを変更-

平成8年9月24日
工業技術院標準部
消費生活規格課

1.改正の背景

2.体型変化の特徴

成人女子の約11千人のデータを解析した結果、成人女子については、前回の調査と比べると「身長」が約2cm伸びており、身長の伸びに関連する「またの高さ」は、30歳代で約2cm、その他の年代で約1cm伸びていることがわかった。
また、「ヒップ」は約2cm、ウエストは約1cm、バストはほとんど変化がないことがわかった。
この結果、成人女子は、身長が伸び、ヒップが大きくなったといえる(表1参照)。

表1:前回と今回の人体計測結果(平均値)の比較(単位cm)
項目 前回(S53~56) 今回(H4~6)
身長 154.2cm 155.9cm
ヒップ 89.3cm 91.4cm
ウエスト 65.6cm 67.0cm
バスト 83.3cm 83.8cm

3.主な改正点

(1)体型区分表示

2.の体型変化に伴い、次のとおり改めた。

(a)旧JISのB体型をAB体型に改め、A体型よりヒップが8cm大きい体型を追加し、B体型とした(表2参照)。これによって、旧JISのカバー率が70.5%であったのに対し、新JISではカバー率が88%に増加した。
なお、新体型区分のB体型のカバー率は、約4%とそれほど大きくないが、中・高年齢者のニーズに対応するためのサイズとしてB体型を設けた。

表2:体型区分の新旧対比
体型区分 意味
(旧・新)A 普通の体型
(旧・新)Y A体型よりヒップが4cm小さい人の体型
(旧)B (新)AB A体型よりヒップが4cm大きい人の体型
(旧)はなし (新)B A体型よりヒップが8cm大きい人の体型

(b)普通の体型であるA体型の身長の中心を156cmから158cmに改める(若い人を考慮し、平均値より大きい数値を採用)(表3参照)。

表3:身長の新旧対比(単位cm)
区分 身長
無し 148cm 156cm 164cm
142cm 150cm 158cm 166cm

(2)範囲表示

範囲表示のS・M・Lは、衣服によって「バスト」、「ウエスト」、「ヒップ」、「バストと身長」又は「バストとヒップ」の範囲を意味している。ただし、身長については、表4に示す記号をS・M・Lに付記する。

(a)身長の中心を156cmから158cmに改める。これに伴い、138~146cmの区分を追加し、表4のとおり改める。

表4:範囲表示における身長の区分の変更(単位cm)
区分 PP
無し 144-152cm 152-160cm 160-168cm
138-146cm 146-154cm 154-162cm 162-170cm

(b)Mは、成人女子のバスト、ヒップ及びウエストを含むサイズであり、体格の変化に対応し、Mのヒップの中心値を89cmから91cmに、ウエストの中心値を66cmから67cmに改めた(バストの中心値は変更なし)。

(c)S・M・Lの範囲を表5及び付図1のとおり改めた。
また、呼び方のうち、「EL」を「3L」に改めた。

表5:範囲表示の新旧対比(単位cm)
区分 LL (旧)EL
(新)3L
(旧・新)バスト 72-80cm 79-87cm 86-94cm 93-101cm 93-101cm
(旧)ヒップ 80-88cm 85-93cm 90-98cm c95-103m 100-108cm
(新)ヒップ 82-90cm 87-95cm 92-100cm 97-105cm 102-110cm
(旧)ウエスト 57-63cm 63-69cm 68-76cm 76-84cm 84-92cm
(新)ウエスト 58-64cm 64-70 69-77cm 77-85cm 85-93cm

(3)ISO規格に基づく表示の採用

国際整合化の観点からISO規格に基づく表示を認めることとし、附属書に取り入れた。現行JISとISO規格の相違点は、サイズの規定の有無(ISO規格にはサイズの規定はない)であり、表示の方法は、ほぼ整合している。

参考までにISO規格に基づくジャケットの例を、次に示す。

[例]ジャケット
表示の方法(1)又は表示の方法(2)若しくは表示の方法(3)

付図1 .バストとヒップによる範囲表示
バストとヒップによる範囲表示

お問合せ先

経済産業省産業技術環境局基準認証ユニット環境生活標準化推進室
〒100-8901 東京都千代田区霞が関1丁目3番1号
電話:03-3501-9283

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