[本文はここからです]

ISO(国際標準化機構)/COPOLCO(消費者政策委員会)について

ISO/COPOLCO(消費者政策委員会)は、国内・国際標準化における消費者政策を検討することを目的として1978年ISO理事会の下に設置されました。メンバーはP(参加)メンバーが 62機関、O(オブザーバー)メンバーが43機関の合計105機関となりました(外部サイトへリンク)(2009年11月現在)。我が国からは、日本工業標準調査会がPメンバー登録をしています。
(参考)ISOの会員機関(member body)は、各国における最も代表的な標準化機関であり、1カ国から1機関だけが会員資格を認められます。我が国では、JISの調査、審議を行っている日本工業標準調査会(JISC)が1952年4月15日に閣議了解に基づいて加入しています。

COPOLCOの簡単な組織図

COPOLCOの簡単な組織図

 

ISO/COPOLCOの活動

1.COPOLCO総会

COPOLCO総会は、年1回春(通常5〜6月頃)にCOPOLCO加盟機関がホスト機関となって開催することとなっています。そこでは、COPOLCOの各WGの活動報告、前回総会のフォローアップ、総会前日に開催する特定テーマのワークショップ報告等を受けて、(国際)標準化に係る消費者の要求、ニーズや希望について、ISO理事会に対する勧告などを決議、その他宣言、ガイド等の審議が行われます。

2.COPOLCO議長諮問グループ

年1回秋にジュネーブ(スイス)で開催されます。COPOLCO議長、各ワーキンググループ議長等がメンバーであり、JISC代表も参加します。各ワーキンググループ報告、総会と同時開催されるワークショッププログラムの検討等が行われます。

3.ワークショップ

ワークショップはCOPOLCO総会に合わせて開催され、消費者にとって特に関心のあるテーマ−例えば、消費者にとって安全な社会−規格の役割(2005年、トロント)、 消費者と環境(2006年、クアラルンプール)、公正な取引(2007年、サルバドール)、持続可能な世界のための標準(2008年、ソウル)、互換性(2009年、ニューデリー)など−が取り上げられ、消費者、政府当局、事業者、標準化機関担当者の代表達が一体となって議論ができる場です。
ワークショップのフォロー・アップ・アクションとして、同時に開催されるCOPOLCO総会で検討して、新規技術分野に係る提案を任せるアド・ホック・グループを設置するか、又はISO理事会に伝達する決議を採択すること等が行われます。

4.COPOLCO内設置ワーキンググループ

(1)優先課題WG
 消費者利益に関係する国際規格制定の進捗状況を明らかにし、優先度の高い分野への消費者参加を調整するために設置。消費者の立場から見た優先項目を選定し、それぞれの項目毎に指名されるキーパーソンが各項目に関連する国際規格化の進捗状況及び消費者参加状況を毎年COPOLCO総会に報告。
(2)消費者参加WG
 ISO等において規格を作成する専門委員会/分科会への消費者参加を促進することを目的に設置。
(3)製品安全WG
 消費者の製品安全に関係する課題等について検討するために設置。
(4)グローバル市場における消費者保護WG
 国際貿易の進展等により各国の市場がグローバル化されつつあるなか、各国の消費者関連法規は国外で行使することができるか明確でないために消費者保護を十分強化すること が困難となっている。この空白を埋めるために国際標準化機関が大きな役割を果たす必要があり、そのための国際規格を検討。
(5)トレーニンググループ
 消費者に関連するトレーニングプログラムなどを検討するために設置。
(6)ISO/IECガイド37検討WG
 ISO/IEC ガイド37(消費生活用製品の取扱説明書に関する指針)の改訂を担当。 

[本文はここまでです。]

▲このページの先頭へ