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サービス分野における標準化の活用方法とそのメリット

 

サービス分野における標準化の活用方法は、大きく以下の7類型に分類されます。市場の成熟度、業界の状況・課題によって、それに対応する標準の活用類型は異なりますが、まずはオペレーション手順等の設定による省コスト化、消費者の選択の支援、安心・安全の担保、業界の方向性の統一といった類型(下図下段における類型D・E・F・G)で市場の基盤・信頼性を確立したうえで、品質の強みや新たな価値を出すために品質の評価軸や新たな評価軸の設定、新サービス市場の創出といった類型(下図上段における類型A・B・C)により戦略的に活用されていく傾向があります。 具体的なサービス規格の例については、後述する経済産業省の研究会「サービス標準化ワーキンググループ」の中間取りまとめ (経済産業省WEBサイトへリンク) において、類型ごとに掲載しています(P.10~P.21)。

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