[本文はここからです]

ISO 9001について

ISO 9001とは、組織が品質マネジメントシステム(QMS: Quality Management System)を確立、実施、維持するとともに、その有効性を継続的に改善するための要求事項を定めた規格です。この規格では、組織が業務プロセスを明確にし、それらの相互関係を把握・管理した上で、一連のプロセスをシステムとして適用するプロセスアプローチを採用しています。これにより、品質マネジメントシステムの有効性を高めることを目指しています。

ISO 9001改訂版の発行

ISO 9001は、2026年9月に改訂され、ISO 9001:2026として発行されました。

今回の改訂では、他のマネジメントシステム規格(MSS)との整合性を高めるため最新のISO MSSの共通構造(harmonized structure)が採用されました。また、品質を大切にする組織文化や倫理意識の浸透、リスクと機会の明確な管理、事業中断や変化への備えなどが盛り込まれ、品質の確保だけでなく、組織の持続的な成長や変化への対応力の強化が重視されるようになりました。これにより、組織は他のマネジメントシステムと合わせて運用しやすくなるほか、近年の事業環境の変化を反映した品質マネジメントシステムをより効率的かつ効果的に構築し、運用ができるようになります。

ISO 9001改訂の主なポイント

 

JIS Q9001:2026改正版について

JIS Q9001は、これまでもISO 9001に一致した規格として制定・改正されてきました。今回、ISO 9001:2026の発行に伴い、その一致規格であるJIS Q9001:2026として改正します。JIS Q9001:2026は、これまで用いられてきたJIS Q9001:2015の改正版となりますが、改正内容は、前述のISO 9001:2026と同様です。

 

ISO 9001認証の移行について(ISO9001:2015認証取得者の皆様へ)

適合性評価を認定する機関の国際組織であるグローバル認定協力機構(Global Accreditation Cooperation Incorporated)において、ISO 9001認証の移行は規格発行後3年とされています。現在、ISO 9001:2015の認証を取得しており、今後も認証を継続する予定の組織におかれては、現在運用している品質マネジメントシステムとISO 9001:2026との差分を分析し、計画的にISO 9001:2026への移行を進めることが期待されます。

[本文はここまでです。]>

▲このページの先頭へ