APEC/SCSC(Sub-Committee on Standards and Conformance)

■2023年8月

2023年第2回APEC 基準・適合性小委員会(SCSC2)が米国・シアトルにおいて開催されました

 2023年8月8 - 9日に、第2回APEC 基準・適合性小委員会(SCSC2)が、米国・シアトルにおいて開催されました。我が国からは経済産業省基準認証政策課が参加しました。

 「VAP」規格整合化調査(国際規格と各エコノミー規格との整合化状況を共有する取組)に関して、第 11 次VAP作業(テーマ:気候アクション(Climate Action))の第3回調査の結果を報告しました。また、第8次VAP作業の第4回調査の結果を報告し、2020年に実施した第3回調査の結果からの変化について議論しました。

 WTO/TBTに関して、TBT委員会で議論された「特定の貿易上の懸念事項」( Specific Trade Concerns: STC )の数は依然として多いものの、直近2回の会合では継続的に減少したことなど、2023年3月及び6月開催のWTO/TBT会合について報告しました。また、2023年6月に開催された第10回特別会合(トピック:ePingの活用、照会所(Enquiry Point)の運用等)や、2023年3月及び6月に開催されたテーマ別会合(テーマ:プラスチック規制、気候変動、無形デジタル製品、サイバーセキュリティ)の概要について報告しました。

 次回のSCSC会合は、2024年2月に、ペルー・リマにおいて開催される予定です。


■2023年2月

2023年第1回APEC 基準・適合性小委員会(SCSC1)が米国・パームスプリングスにおいて開催されました

 2023年2月19 - 20日に、第1回APEC 基準・適合性小委員会(SCSC1)が、米国・パームスプリングスにおいて開催されました。我が国からは経済産業省基準認証政策課が参加しました。

「VAP」規格整合化調査(国際規格と各エコノミー規格との整合化状況を共有する取組)に関して、第 11 次VAP作業(テーマ:気候アクション(Climate Action))の第 1 回及び第 2 回調査の結果を報告しました。

 WTO/TBT会合に関して、2022年11月開催のWTO/TBT最新会合について報告しました。2022年の会合で議論された「特定の貿易上の懸念事項」(Specific Trade Concerns: STC)の数は前年比で僅かに減少したこと、また、テーマ別セッション(良き規制慣行(GRP)及び国際食品規格(Codex))及びePingインフォメーションセッションの概要について報告しました。


■2022年8月

2022年第2回APEC 基準・適合性小委員会(SCSC2)がタイ・チェンマイにおいて開催されました

 2022年8月19 - 20日に、第2回APEC 基準・適合性小委員会(SCSC2)が、タイ・チェンマイにおいて開催されました。我が国からは経済産業省基準認証政策課が参加しました。

 日本が提案し活動を行っていた『APEC地域における農業/漁業及び水処理に用いるファインバブル技術の試験及び適合性評価に関する能力構築(SCSC 03 2019T)』プロジェクト及び『ISO14080の利用による持続可能な成長のための環境活動の能力構築(SCSC 01 2019)』プロジェクトについて、完了報告書を提出した旨報告しました。

「VAP」規格整合化調査(国際規格と各エコノミー規格との整合化状況を共有する取組)に関して、第10次VAP作業(テーマ:循環経済(Circular Economy))の第3回調査結果及び第7次VAP作業の第4回調査結果について報告しました。

 WTO/TBT会合に関して、最近の動向について報告しました。「特定の貿易上の懸念」(Specific Trade Concerns: STC)の数は継続的に増加傾向にあり、2020年の会合では200以上のSTCが議論されたこと、また、透明性に関する経験や中小・零細企業に関するWTO加盟国の規制当局間の協力などが意見交換されたことを報告しました。

 

 

 

▲このページの先頭へ